ゼロからわかる投資の基本
種類・リスク・複利まで、最初に知っておきたい入門知識
投資の基礎をゼロから丁寧に解説する入門ガイドです。
「投資とは何か」「預金との違い」から始まり、リスクとリターンの関係、複利のしくみ、代表的な投資の種類をわかりやすく紹介します。
さらに、投資で失敗しないための「余裕資金・分散・長期」の3つの基本や、忙しい人に投資信託が適している理由まで、最初に知っておきたいポイントをまとめています。
投資とは?預金や貯金と何が違う?
「投資」とは、将来のリターン(利益)を期待して、資産(お金)を投じる行為です。
「預金」が資産を「守る」ことが目的であるのに対し、「投資」は資産を「育てる」ことを目的とします。
この2つは「目的」が全く異なる道具であり、10年後には資産に大きな「差額(機会損失)」が生まれる可能性があります。
投資の「リスク」と「リターン」とは?
投資には「リスク」が伴います。
「リスク」とは「危険」という意味ではなく、「将来の結果が不確実であること(=振れ幅)」を指します。
投資の大原則は、「高いリターン(利益)を求めると、高いリスク(振れ幅)も受け入れなければならない」というトレードオフの関係です。
なぜ投資は「雪だるま式」に増えるのか?(複利とは)
投資が「預金」よりも(期待値として)早く資産を増やせるのは、「複利(ふくり)」の効果があるからです。
「複利」とは、「利息にも利息がつく」仕組みのことで、時間が経つほど「雪だるま式」に資産が増えやすくなります。
この「時間の力」こそが、投資が「育てる」道具と呼ばれる理由です。
投資には、どんな「種類」がある?
投資には様々な種類がありますが、初心者がまず理解すべき基本の3つを紹介します。
- 株式投資:企業の株(所有権の一部)を買うこと
- 債券投資:国や企業にお金を貸す(債券を買う)こと
- 投資信託:プロが「株式」や「債券」を詰め合わせた"お弁当パック"を買うこと
投資で失敗しないための「3つの基本(リスク管理)」
「投資」は「ギャンブル」とは違い、「リスク管理」の方法を正しく実践すれば、リスク(振れ幅)をある程度コントロール(軽減)することができます。
- 余裕資金で投資する
- 分散投資をする(カゴを分ける)
- 時間分散をする(長期・積立)
この3つの基本は、投資で後悔しないために必ず理解しておくべき「守り」の戦略です。
なぜ、忙しい人には投資信託が最適解なのか?
「コンパス+」では、投資未経験者や「忙しい人」にとって、「投資信託」こそが最適解のひとつだと考えています。
なぜなら、投資信託は、上記で学んだ「投資の基本(分散・長期・余裕資金)」のすべてを、最も「手間なく(忙しくても)」実践できる、非常にバランスの取れた「道具」だからです。
「不確実な未来」をどう予測する?(モンテカルロ法)
「コンパス+」のシミュレーターは、なぜ「振れ幅(〜万円から〜万円)」を表示するのでしょうか?
それは、「モンテカルロシミュレーション」という、コンピュータで「1万通りの未来」を計算し、「最もありえそうな未来(中央値)」と「振れ幅」を探る、誠実な計算方法を採用しているからです。
※本ページは、金融知識に関する情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の取引を推奨したり、勧誘したりするものではありません。