忙しいあなたに「投資信託」が
ベターな3つの理由

ナビゲーターさん、前回の「3つの魔法」は、とても合理的で堅実な技術だと分かりました。

でも、正直に言います。

私には無理です。

世界中の投資先を選ぶ「分散」なんてできませんし、毎日忙しい中で「積立」の手続きなんて忘れてしまいます。私には時間がありません…

ミサトさん、ありがとうございます。その「時間がない」という悩みこそ、多忙な専門職であるミサトさんが、これまで投資を始められなかった最大の、そして唯一の理由です。

もし、その「時間がない」問題を、「お金」で解決できるとしたらどう思いますか?

お金で解決…?

はい。ミサトさんが「看護」のプロであるように、世の中には「資産運用」のプロがいます。

そのプロに、ミサトさんが覚えた「3つの魔法」の実践を、まるごと「お任せ」してしまうんです。

そのための「道具(ツール)」が、「投資信託(とうししんたく)」です。

体験:「投資信託」を食事に例えてみよう

個別株投資(自炊)

🍳

「分散」のために、自分でAスーパーで肉を、Bスーパーで魚を、Cスーパーで野菜を…と、時間と知識を使って買い集め、調理する必要があります。

→ 多忙なミサトさんには不向き

投資信託(幕の内弁当)

🍱

「栄養管理のプロ」が、肉・魚・野菜をバランス良く詰め合わせた「幕の内弁当」です。ミサトさんは、ただ「選んで買うだけ」です。

→ 忙しくても、合理的。

なるほど! 投資信託は「お弁当パック」ですか。それなら、忙しい私でもできそうです。

私が買うのは、たった一つの「お弁当パック(投資信託)」だけなのに、その中身はプロが選んだ何十種類もの「おかず(投資先)」が入っている、ということですね。

ご名答! まさにその通りです。

では、その「お弁当パック(投資信託)」が、ミサトさんが前回「無理だ」と感じた「3つの魔法」を、どう解決してくれるか整理しましょう。

投資信託が「3つの魔法」を自動化する仕組み

魔法①:分散

ミサトさんの悩み:「世界中の投資先なんて選べません…」
解決策:「幕の内弁当」が自動で解決

「全世界株式」という名前の投資信託を1本買うだけで、自動的に世界47カ国・数千社の企業に「分散」投資したことになります。ミサトさんがやることは「お弁当を1つ選ぶ」だけです。

魔法②:積立

ミサトさんの悩み:「毎月手続きするなんて、忙しくて忘れます…」
解決策:「銀行口座からの自動引落」が解決

証券会社の口座で「毎月1日に、5,000円分を自動で買う」と最初に一度だけ設定すれば、あとはミサトさんが寝ている間も、働いている間も、システムが自動で「積立」を続けてくれます。

魔法③:長期

ミサトさんの悩み:「ずっとハラハラし続けるのは精神的に無理です…」
解決策:「自動積立」が「ほったらかし」を実現

投資で一番やってはいけないのは、短期的な値下がりで慌てて売ってしまうことです。 「自動積立」にしていれば、良くも悪くも「ほったらかし」になります。それが結果的に、市場の短期的な嵐を乗り越え、「長期」で持ち続けるという魔法を、最もカンタンに実現させてくれるのです。

魔法③:長期

ミサトさんの悩み:「ずっとハラハラし続けるのは精神的に無理です…」
解決策:「自動積立」が「ほったらかし」を実現

投資で一番やってはいけないのは、短期的な値下がりで慌てて売ってしまうことです。 「自動積立」にしていれば、良くも悪くも「ほったらかし」になります。それが結果的に、市場の短期的な嵐を乗り越え、「長期」で持ち続けるという魔法を、最もカンタンに実現させてくれるのです。

……すごいです。

私が「無理だ」と思っていた「分散」「積立」「長期」の3つすべてを、この「投資信託」という道具が、ほとんど自動で解決してくれるんですね。

頭では、完璧に理解できました。

……でも、ナビゲーターさん。

理屈は完璧なのに、まだ、心のどこかで「怖い」んです。もし暴落して、大切なお金が半分になったら…と思うと、やっぱり一歩が踏み出せません。

ミサトさん。ありがとうございます。

その「理屈(アタマ)はわかった。でも感情(ココロ)が怖い」という感覚こそ、あなたが乗り越えるべき、最後の壁です。

次のページでは、その「怖さ」の正体と、暴落が起きた時にミサトさんが本当にやるべきたった一つの「心構え」について、お話しします。

※本ページは、金融知識に関する情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の取引を推奨したり、勧誘したりするものではありません。

※投資信託は元本が保証されるものではありません。金融商品の選択や投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。

次のテーマへ:なぜ「長期・積立・分散」が最強の投資法と言われるのか?